看護師という役割は国家資格として責任も重く、現代社会の中でとても大きな存在となっています。
その看護師には働き方の違いがあり、テレビドラマのように大病院で勤務している姿だけが看護師ではありません。
病院以外にも老人ホームや障碍者施設で嘱託として働いている方々もいますし、デイサービスなどの施設で週に何度かパートとして勤務する働き方もあります。
それぞれの看護師が、自分なりに働き方を選択して各々のスタイルで看護という役割を果たしています。
その中の一つに、訪問看護師という働き方もあります。
病院や施設のように対象の相手が集合している場所で看護という役割を果たすのではなく、対象の相手の自宅に出向いて、入浴介助などを行い看護師としての役割を果たすというスタイルです。
病院や施設のように複数の他の看護師と共に働くスタイルではないので、何か困難があった場合でも自分一人で解決しなければならないということもあります。
しかし、ある程度の実務経験のある看護師だと、むしろ同僚との煩わしさが無く訪問先の相手としっかり向き合う看護が出来ると捉える方も多いものです。
訪問看護師は複数の民間住宅を医師などと共に回って、地域社会との連携を取ったり、訪問先の家庭内の状況に気を配ったりと、病院や施設とは違った役割があるので、こちらの方が自分に合うと感じる方も多いものです。
在宅医療の大きな役割を担っている訪問看護師も多く、地域の方々にも信頼を寄せられています。