人気ある訪問入浴の仕事とは?

訪問入浴は、様々な理由で自宅の浴槽を利用することが難しい高齢者の間でニーズが高まっており、各地では医療や介護などの資格を持つスタッフが活躍しています。
訪問入浴の勤務時間は事業所によって異なりますが、日中の時間がメインとなり、早朝や夜間などの勤務に負担を感じている人でも働きやすくなっています。

訪問入浴の看護師の業務は、バイタルチェックや健康相談などがあげられます。
最低限の看護の知識や経験は必要となるものの、点滴や採血などの業務を担当する機会は少ないため、20代の人やブランクのある人から選ばれる傾向があります。
訪問入浴の看護師の仕事を長く続けるには、利用者の介助の負担が少ない特殊な浴槽を導入している事業所を職場に選んだり、業務を通じて専門的な知識や技術を習得したりすることが大切です。

各地の訪問介護事業所などでは、訪問入浴の経験が少ない看護師を対象に、一定期間の研修を実施したり、先輩のスタッフによる現場でのフォローを行ったりしているところが増えています。
そこで、少しでも訪問入浴の仕事に関心があれば、各地で実績のある事業所の説明会に参加をしたり、職場体験をしたりして、自分にとって働きやすい職場を見極めると良いでしょう。
その他、訪問入浴の現場での経験を積むことで、ケアマネジャーなどの資格を取得できるケースもあるため、採用面接の際に将来的な働き方について担当者とよく相談することが重要です。